探究学舎の体験授業に行きました

熱狂する授業で有名なアクティブラーニング系の教室

三鷹の探究学舎を知ったのは知人のfacebook。アクティブラーニング系の私塾で、情熱大陸でも話題になったそうな。存在を知ったのはちょうど情熱大陸でやる半年前くらいで、放送された時は「人気殺到するじゃないかーー!」と焦った記憶がある。

アクティブラーニングは自分自身の経験からも馴染みがあって、通わせたいなぁと漠然と思っていました。勉強ばっかりでもなぁ、親とは違う人から学ぶ時間が持てればなぁという気持ちもあり。本人にもこんなんあるよと動画を見せたら、トイレが爆発するのに興味を惹かれたのか行きたいと。

学童に受かってたら早退しにくいので行かなかっただろうけど、学童に落ちたので、体験授業に申し込むことに。
申し込み開始は真夜中0時。10分前にパソコン前にスタンバイ。申し込み開始後、30分くらいで低学年の5曜日のうち3曜日は申し込みがいっぱいになってましたね。翌日見たらもう2曜日も埋まってたので、やはり人気。

体験授業、当日

「建築編」を受けました。
たまたま夫が在宅勤務で、弟は預けていけることに。珍しく身軽で色々考えながら見られるのでラッキー!

確実に最年少であろう娘。人見知りの慎重派なので、馴染めるか心配しつつも席につきました。

親の感想としては

  • 男子と女子の差がすごい。女子は真剣にノートを取る、男子はワイワイ大騒ぎのイメージ。
  • 教室は出入り自由で、周りのフォローをするスタッフさんがガヤを務めるお祭り系。
  • 知識のない大人が見ても「ほぅ」となる内容。建築家の名前くらいは知ってたけど、近代建築の特徴とか知らないもんね。勉強になったし、旅行に行った時とかこういう観点で観光するのも面白いなぁと思いました。子どもと盛り上がるにはお互い知識が必要だけど。
  • 謎解きのクオリティ高い。これはすごい。最初はポカーンと見ていた子どもたち(おそらく体験組)も、身体を動かして、それぞれ精一杯に取り組んでいる様子。余談だけど、開発費いくらくらいかかっているんだろうか。元が取りにくいだろうに(大きなお世話)
  • 漢字が普通に使われていて、小1が全て自分で読んだり考えたりするのは無理そう。フォローの大人が1テーブルごとに着くので、ワークなどが破綻することはない。辞書持たせようかな。
  • 子どもの性格によってはしんどいかもしれない。うちの子は内気な割には人の目を気にしないというか、私は私でいいや、とドライな方だけど、輪に入りたいのになかなか入れない、あるいは席を立ち歩いて「俺これ知ってる!」とか何で自分を指してくれないのか大声で騒ぐのはデフォルトっぽいので、うるさいのが苦手な子は向いてなさそう。

「好奇心のタネをまく」という役割が明確

実際に受けてみて、この授業のみで特定のテーマについて詳しくなるとか、そういうのが目的じゃないことはよくわかりました。好奇心をもつきっかけをつくる。それが一番の役割なんだなぁと意味がわかった気がします。

ただね、親がそれを働きながらやろうとするのが、いかに難しいか・・・大体、得意分野とか趣味って、一人で何個も持ってるわけじゃないじゃないですか。戦国武将とか全然知らないし、多くの文系ママがもつ元素の知識は「水兵リーベ」で終わっていると思う。(で、ですよね?)
それを刺さりやすいカタチで、いろんなテーマで集中的に学ぶ場があるのは、価値があるなぁと思いました。

授業で学んで、そこから本当に自分で探究し始めるかっていうと、ここからは家庭の役割なのだと思う。
子ども自身が興味をもつかが大きいし、それって反復や別の機会があってこそ深まるとも思うんですよね。面白いな〜と思っても、ネクストステップがなかったらそのまま日常に紛れてしまうというか。ここはみなさんどうしてるんだろう。

あとは中学受験とかは、全く関係ないですね。うちはそこが狙いなのでいいのですが、成績を上げる・問題が解けるようになるとかは、方針としては真逆なのだろうなと感じました。

娘の後日談

娘は気に入った様子。難しかったーと言い、習った用語も帰り道には忘れてる始末でしたが、帰ってからなぜかお手製のスタンプカードを作成し「一回通ったら、一つスタンプを押すんだ」と通う気満々です。

翌週末、科学館へ遊びに行ったのですが、彼女の手にはノートとペンが。展示物の内容ではなく、手帳のようにやったことを書き連ねていたのが年長らしいところですが、学年が上のお姉さんたちが一生懸命ノートを取ってる姿に刺激されたのかな。

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