休校中の家庭学習〜小1 4月編〜

小学1年生

ようやく、分散登校ですが学校はじまりましたね〜
東京なので一番最後でしたが、子どもたちの興奮と嬉しそうな顔に、母もほっとするやら心配するやらって感じです。

目標は、学習習慣を身につける

うちの学校は課題も5月から、プリントがちらほらって感じでかなり緩め。
時間割出される学校も多かったようで戦々恐々としてましたが、拍子抜けで終わりました。

とはいえ、やる気に満ちた入学のタイミング。
このやる気を学校にぶつけられない分、家での勉強習慣づけに生かそうというのが母の目論見でした。

4月前半:何これ、超しんどい(親が)

4月から始めたZ会を中心に、家庭学習を開始!
保育園時代は何もやってなかったので当たり前かもしれませんが(  )の中に答えを書く、とか、そもそもひらがなも怪しい、とかそんな段階から教えるところから始まり、先の長さに気が遠くなりました…

この時は学校がいつ再開するかも見えず、消毒や家の外に出られない対応など、親も子供もストレスがかかる時期で。お友達が10の補数が完璧だという話を聞いては、5以上の足し算すら怪しい我が子にどこから何を教えればいいか、途方に暮れていました。

ペースメーカーにはベネッセの「きょうの時間割」を利用。
実験などは楽しそうに見ています。ちょっとこれは今まで興味をもっている様子がなかったので、意外。ただ小学校3年生くらいが対象なのかな〜という感じがしていて、興味なさそうな授業や工作などは親がガッツリ準備しないと参加できないものも、ちらほらあります。

この時は、大体「きょうの時間割」の自習時間を使って1日30〜45分くらい勉強してました。

間違えるのを嫌がる

最初の壁は、これでした。間違えるのを嫌がる。

元々、かなり慎重派の娘なので、間違えることを嫌がり、一問一問答えを書く前に親に確認してきます。この姿勢にわたしがイライラしがちで、ホントしんどかった。

娘からしてみても、合う問題全てが初めてで、不安だったんだろうなぁと思います。幼児のドリルとかでもいいから、何かやっておけばよかったのかもしれない。

2ヶ月経った今は、わからない問題もとりあえず取り組む姿勢を付けられたので、おそらくこの壁は脱しましたが
「間違えても、母は絶対に怒らない」「答えを聞いてから書くのなら、それは母が解いたことになるんだよ」「間違えるために勉強をやってるんだから、間違えなければわからない場所がわからないでしょ」
などなど、一体何度言ったんだろう…今思えば、立ち上がりのこの時期が一番しんどかったです。

4月後半:自信をつけることを優先

間違えるのを嫌がり、なのに母には間違えてもいいと言われ、半月くらい経って勉強するのを嫌がるそぶりを見せ始めました。親もどうしていいかわからず、うんざりしてきた頃です。

ママ友に相談してみたり、色々と教え方を調べたり、体験談系の本を色々と読んだり・・そして2つほど体制を立て直すことにしました。

娘の性格を考えて、LINE勉強会を導入

お友達が大好きな娘。外出自粛で、家で鬱々としていたことも相まって、これじゃ辛いよなぁ・・と親も思い、保育園のお友達に声をかけてLINE勉強会を始めました。

時間を決めて「今日はこれやるね〜」と宣言、それからお互いにミュートにして黙々と勉強するというだけなのですが、これが効果覿面!ちょっと集中力が落ちた時も、画面の向こうのお友達が頑張っていると、つい釣られて自分も机に向かい直していました。

はじめは時間も調整しつつでしたが、お昼前と、おやつの時間で3時間のインターバルをとったのが我が家にはちょうどよかったです。疲れたら途中で抜けるのも自由だし、オンラインレッスンなどで不参加も自由のゆるさも続けるには大事かも。時々はLINEのエフェクトで遊んだり、おやつ食べながらおしゃべりするのも、子供たちの様子を見つつ、見守ってました。

顔が見られるだけでも嬉しいようで「3時になった!みんないるかも。お母さん、携帯!!」と自分で勉強を始めるようになったのはお友達様様です。

思い切り難易度を落とす

勉強を始めて分かったのが、母が思っていた以上に、基礎の理解が甘いこと・・
ひらがなも書き分けができていなかったり、濁音や半濁音が書けなかったり、数字も鏡文字になったりと、問題を解く以前にハードルが色々あったようです。文章を読むのもたどたどしいので、問題文が読めていなかったり。

なので思い切って、難易度を落としました。

まずは「やれば解ける、進む」実感を積み重ねて、勉強への自信を付けさせるのが、本当はファーストステップだったようです。

国語

具体的には、国語はまずは「ひらがな」を1文字ずつ、丁寧に書けることを目指しました。
このテキストがすごくよかった!

段階を追って難易度が上がっていくのと、綺麗に書くポイントが親も子もわかりやすいので、なぜ綺麗に書けていないのか理由が明確になり、改善がしやすかったです。
最初は1日5文字ずつ、中盤以降は1日3文字ずつ、市販の国語ノートに書き進めていきました。

算数

算数は、どのくらいのレベルなら難なく解けるのか探るためにも、とにかく簡単そうなものの量をこなしました。

  • Z会
  • 東京ベーシックドリル(教育委員会が発行)
  • ちびむすドリルなど、ネットで無料配布されているドリル
  • 1〜5までの100マス計算

この辺りで、計算を多めにして、不正解率が高い文章題や思考力系は一旦、先送りに。
これが功を奏したのか「わたしはお勉強だと算数が好き!」というようになってきたし、似たような計算ばかりで若干飽きてきてそうな気配がしたので、その頃から少しずつ文章題や思考力系も取り入れ始めました。

長くなってきたので、5月の歩みはまた次の記事に。